Sampurasun.(スンダ語の挨拶)
インドネシア・バンドンに派遣されている安田 胡桃です。
今回は、1月の授業で行なった浴衣の文化紹介について綴りたいと思います。
私自身浴衣を着る機会がなく、夏祭りで着たこともなかったため大きな不安がありましたが、たくさんの方の協力があり憧れであった浴衣の活動を行なうことができました!
また雨が降ることなく天気にも恵まれ、浴衣日和な一週間でした。
校内にあるフォトスポットで
年明けの新学期初日、浴衣の活動についてCP先生(現地の日本語の先生)と話し合い、1月中旬の一週間を「浴衣週間」としました。校内の広いスペースを借りて日本語授業のある全てのクラスで浴衣の文化紹介を行なうこととなりました。
CP先生と私だけで6クラスの生徒たちに浴衣を着せることは、体力的に、そして時間的にも厳しいため、各クラスから代表生徒を集めて事前に浴衣の着付けのレクチャーを行ないました。
代表生徒へのレクチャー終了後に一枚!
本番は想像以上にスムーズに進み、驚きました。浴衣の着付け方法やたたみ方まで覚えてくれたCP先生と代表生徒たちのおかげです。
校内にはSNS映えするフォトスポットがあるため、生徒たちは写真をたくさん撮っていました。そして写真を撮り終えたと思ったら、今度はTikTokに夢中!(笑)
みんな、モデルになったの!?(笑)
この機会に男性用・女性用浴衣の着付けと帯の巻き方を習得しました。この期間はかなり体力を使い、習得にも時間がかかりましたが、以前の自分と比べると浴衣を着ることに不安を感じなくなりました。インドネシア出発前に、時間をかけて丁寧に浴衣の着付けとたたみ方を教えてくれた祖母にも感謝しています。
浴衣を着てCP先生と
生徒たちに紹介するだけでなく、自分の中でも学びになったこの浴衣週間はとても貴重な機会でした。たくさんの浴衣を貸し出してくださった国際交流基金の方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。
最後のクラスでは、自分も浴衣を着てみました。生徒のみんなに混じって浴衣姿で写真を撮ることができて嬉しかったですし、生徒たちが喜んでくれていたら私は幸せです。