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私の小さな「あー、えー」と思うこと

こんにちは。ラオス・ビエンチャンに派遣中の髙嶋景子です。

ラオスで生活する中で自分の思い込みが覆されるような小さな「あー、えー」と思う体験を3つ紹介します。

まず1つ目は、ペットボトルの水についてです。私が住んでいるアパートで販売されている20リットルの大型ボトルの水は、1本25,000kip(約180円)です。この水を「ミネラルウォーター」と呼んだ際、隣人に「この水は浄水されていて飲用可能ですが、ミネラルは含まれていないのでミネラルウォーターではありません」と指摘されました。確かに、ラベルには「ミネラルウォーター」とは書かれていませんでした。だからこんなに安いのか、と妙に納得しました。

2つ目は、リンゴの皮のむき方についてです。私はナイフの刃を自分に向けてリンゴを回しながら皮をむきますが、ラオスのジュース屋の店員さんはナイフの刃を外に向けて器用に皮をむいています。ちなみに、このジュース屋のフルーツスムージーは1杯25,000kip(約180円)です。好きなフルーツに練乳、砂糖、水、氷を加え、とても甘いスムージーに仕上がっています。暑い国では氷と砂糖が欠かせないです。また、フルーツジュースにアボカドが入っているのも新鮮でした。私のラオス語の先生はメロンとアボカドのスムージーを注文していて、意外な組み合わせに驚きました。

3つ目は、お釣りの渡し方についてです。日本では、買い物をした際のお釣りはできるだけ少ない枚数になるよう工夫されていると感じます。例えば、500円のお釣りがある場合は、100円硬貨5枚よりも500円硬貨1枚が渡されることが多いように思います。しかし、ラオスでは、大量の小銭が渡されることがよくあります。店員さんは一番安い紙幣をかき集めてお釣りにしますが、それでも足りない場合にはお釣りが渡されないこともあります。こうした場面に遭遇すると、一瞬「えっ」とフリーズしてしまいます。スピードも枚数が多いのでゆっくりですが、のんびり待ちます。

小さなことでも文化の違いを感じることができるのは楽しいです。家の外には新しい発見が多く、私のモノサシも少しずつソフトになってきました。

思い込みのミネラルウォーター

リンゴの皮むき

メロン・アボカドスムージー

ラオスの小銭(500kip≒4円)
Writer
ラオス ビエンチャン
髙嶋 景子さん

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