Xin chào!(こんにちは)
ベトナム・バリアブンタウに派遣中の藤村麻実です。
先日ハノイにて行なわれた、スキットコンテスト決勝大会について、お話したいと思います。スキットコンテストとは、指定された写真から5枚選択して、5分間のストーリーを構成し、日本語で短劇をする、というもの。ベトナム全国の中学校、高校から多数応募があり、10チームが決勝戦に進出。わたしの派遣先校チームは決勝進出!生徒たちは「ハノイに行きたい!」がきっかけで応募したようですが、見事ゴールデンチケットを掴み取りました。初ハノイ、初飛行機、とても嬉しそうでした。
練習期間はわずか2週間。スクリプトは本番数日前までに完全暗記。衣装は手作りで、ビニールコートにカラー噴射したり、イルミネーションを衣装に巻き付けたり、様々な工夫を凝らして完成させました。期末テストの合間を縫って、練習に全力投球する姿には胸を打たれました。青春ですね!
わたしがお手伝いした内容は、
・スクリプトの文法やニュアンス修正、見本の音声録音(リスニング練習用)
・イントネーションや発音の矯正
本番前日に日本のお菓子とお手紙をあげました!明日がんばって!
本番前、緊張の控え室!(ハロウィーンの仮装みたい)
全チームが素晴らしいパフォーマンスを終え、派遣先校チームの結果は銅賞(3位)受賞!大健闘してくれた生徒のこと、今までの練習や準備風景を思い出して、わたしはひとりで涙腺崩壊。いつもシャイな生徒が「先生、いつも手伝ってくれて、一緒に歩んでくれて、本当にありがとうございました」と流暢な日本語で声をかけてくれたときは、涙が止まりませんでした。
素晴らしい!銅賞受賞おめでとうございます!
スキットコンテストを通して、通常授業とは違う形で日本語のサポートができ、とても貴重な経験となりました。生徒たちも他校のパフォーマンスを見て、日本語学習意欲がより高まったようでした。ベトナムでまたひとつ素敵な思い出ができました。ありがとうございました!