こんにちは。インドネシア・ボゴールに派遣中の今野裕代です。
SMK Taruna Terpadu 2、Taruna Terpadu 3という隣同士の2校に派遣されています。SMKは職業専門高校、SMAは普通高校のこと。私の派遣先校は両校ともSMKのため、生徒たちは職業に関するスキルを学んでおり、将来の目標は比較的はっきりしているのが特徴です。
Taruna Terpadu 2はロジスティック、会計、事務管理、マーケティング、調理、ホテル、デザイン、美容、観光のたくさんの科があります。ホテル科は男女共に元気な生徒が多く、声の出しすぎで声がガラガラになったのも懐かしい思い出です。美容科の生徒は現在女子だけですが、華やかでいつも鏡がお友達です。調理科の思い出はパンの焼ける匂い。いずれも楽しい記憶です。
真剣にパン作り
SMK Taruna Terpadu 3は看護と薬学の専門高校です。女子生徒の数が圧倒的に多く、いつも黄色い可愛い声が聞こえます。男子生徒は圧倒されてか、おとなしい生徒が多いですね。
両校に共通して言えることは、日本語の授業より断然日本の文化紹介が好きだということ。私も楽しそうな彼らを見ているとやりがいを感じました。
思わず夢中になる「めんこ」
プロジェクターは使えないため、私は主に紙に書いて紹介するアナログな方法を取りました。
折り紙で作った浴衣と着物で説明
浴衣が似合う校長先生
盆踊りのときは使う言葉を紙に書き、踊って見せました。日本ではないせいか恥ずかしさもなくオーバーリアクションでやりきりました。インドネシアの生徒はみんな歌や踊りが大好き。ノリノリで踊っていました。
2月は節分の紹介です。このときに向けて、いよいよ日本から持参した鬼の衣装の出番です。鬼役の成り手がなかったら自分でやるつもりでしたが、男子生徒の一人が快く買って出てくれ、その生徒の演技力で豆まきは大いに盛り上がり、節分の文化紹介は大成功でした。体験型の文化紹介は本当に楽しかったです。