こんにちは!台湾の南投県に派遣されている大場淑美です。
今回は私の派遣先校「国立水里高級商工職業学校」(通称:水里商工)の1年生(日本でいう高校1年生)を紹介します。水里商工応用日本語科の1年生は8人です。9月に入学し、「あいうえお」の勉強から始めました。私が出逢った当初はまだカタカナや数字の勉強中で、もちろん日本語での会話は全く成り立ちませんでした。現在日本語を勉強し始めてから約5か月が経過し、片言とはいえ日本語で意思の疎通ができるようになっています。生徒たちの成長は本当にすごいなと感心しています。
9月に出逢ったころの1年生の生徒たち
そんな1年生は好奇心旺盛で元気いっぱい!日本語の授業も、文化紹介の時間も、学校行事もどんなことにも全力で取り組みます。私も生徒たちから、たくさんのパワーをもらっています。私には教職経験はありませんが、NP(日本語パートナーズ)として授業に参加させていただき、クラスの雰囲気というのはとても大事だなと日々感じています。生徒たちのおかげで毎日楽しく教室に行っています。何でも全力で取り組んでくれる生徒たちに対して、私も絶対に手を抜くことはできません。自分ができることには限りがありますが、もっと生徒たちが楽しんでくれるにはどうしたらいいだろう、どうやったら楽しく勉強できるだろうと考え続ける毎日です。
日本のハロウィンを紹介する授業でオバケの折り紙を作成
ハロウィンダンスに挑戦!
海外での生活では、時には疲れたり、自分の無力さに悲しくなったりすることもありますが、学校で生徒たちと会うと、「今日もがんばろう」と力が湧いてくるのが不思議です。NPは生徒から「ありがとう」と言われることが多い立場ですが、こちらこそ生徒たちに「いつも元気をくれてありがとう」とお礼を言いたいです。
年賀状作成に真剣に取り組む様子
形容詞を学ぶ「カルタ」にチャレンジ!
いつも教室で元気いっぱいに私を迎えてくれる1年生に私は本当に助けられています。5か月で驚くほど成長した1年生、私が帰国するまでにどんな姿を見せてくれるのか、今後もとても楽しみです。