Xin chào!(こんにちは)ベトナム・ハイフォンに派遣されているみゆきです。
1月下旬、派遣先校でテト(Tết Nguyên Đán)のお祭りが2日間にわたって開催されました。テトはベトナム最大の伝統的な祝日(旧正月)で、日本のお正月と同じように家族が集まり、新年を祝う大切な行事です。その楽しいお休みに入る前に、派遣先校では盛大にお祝いをします。クラスごとに屋台を出し、食べ物や飲み物を販売したり、ゲームを企画したり、とても賑やかです。各クラスが作った屋台は、それぞれ華やかな工夫がされていて素敵でした。特に優れたクラスは表彰されていました。
干支のヘビも生徒の手作り
食べ物や飲み物が次々と売り切れる中、日本語クラスの生徒たちは、私のためにクッキーやサンドイッチを用意してくれていました。以前、日本語の授業で「カフェごっこ」をした時も手作りのケーキを作っていましたが、今回もクッキーを焼いて販売していて、とても器用です。クッキーもサンドイッチも、美味しかったです。ありがとう!
クッキーと「あけましておめでとう」のメッセージ
11年生(高校2年生)は、12月の授業で勉強した日本のおみくじを自分たちで制作し、お店に来た人に引いてもらっていました。こうして授業で学んだことを活かしてもらえるのは、本当に嬉しいことですね。
大吉が当たるかな?
今回のイベントでは「バインチュンコンテスト」も行なわれました。
味はもちろん、見た目の美しさも競います
バインチュン(Bánh chưng)は、ベトナムの伝統的なテト料理で、バナナの葉で包まれたもち米の四角いちまきです。家族の結びつきや繁栄を願う食べ物とされ、テトの時期に家庭で手作りされることが多いです。私もいただきましたが、もち米の中にチャーシューのような豚肉が入っていて、しっとりもちもちしていました。日本では経験のない独特の味わいです。
他にも、綱引き大会、バンブーダンス、獅子舞の披露などがあり、大盛り上がりの2日間でした。私も一緒にテトの雰囲気を味わうことができて、とても嬉しかったです。