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非日常が日常へ

Xin chào!(こんにちは!)
ベトナム・ビンズオンに派遣されている市川友理です。
今日は私の日常生活についてご紹介します!

私は普段、市場で買い物をします。近所の市場は住居から歩いて10分ほどの距離にあるので非常に便利です。

家の近所の市場

ちなみに市場と言えば、ホーチミンには有名なベンタイン市場がありますね。ホーチミンで最も大きな市場として知られており、多くの観光客で賑わっています。約5年前、私が初めてベトナムへ旅行に来た時にベンタイン市場へ行きましたが、活気あふれるその空間に圧倒されたことを今でも鮮明に覚えています。

近所の市場は主に地元の人が利用するので、それほど大きくはありませんが野菜、果物、肉等の食材から日用品、衣類等、必要なものはほとんど揃っています。市場ではマンゴーやドラゴンフルーツ等、日本ではあまり食べられない果物をよく買います。

市場でのやりとりは基本的にベトナム語です。また支払いは現金が多いですが、時々QRコードで決済できるお店もあり便利です。派遣前研修でベトナム語の数字をたくさん勉強したので、慣れてくるとだんだん聞き取れるようになりました。

この日はカレーの材料を買うために、市場へ行きました。ほとんどの食材が、1kgいくらからという形で売られています。必要な分を袋に入れ、レジで重さを測ってもらいます。

市場でカレーの材料を買う様子

にんじん1本、じゃがいも2つ、たまねぎ2つで3万ドンくらい(日本円で約170円)でした。日本と比べると、非常に安いですね。豚肉はおそらく1kg弱くらいの量で、10万ドンくらい(日本円で約580円)でした。

お肉屋さんで豚肉を買う様子

市場には、生きた魚や鶏、かえるや亀等も売られています。日本ではパックに詰められた刺身や肉等、すでに加工されたものがお店に並んでいることがほとんどなので、初めて見たときは少し衝撃的でした。

市場で買い物をするようになってから、生き物の命をいただいている、ということをより感じるようになり、これまで以上に食べ物を大切に、感謝して食べるようになりました。

完成したカレーと市場で買ったスターアップル

来たばかりの頃は、正しく会計できるかな?ベトナム語が聞き取れなかったらどうしよう?と心配になることもありましたが、買い物をするうちに慣れ、何がだいたいどのくらいの値段なのか予想がつくようにもなりました。

今でも時々聞き取りを間違えることがありますが、その時はきちんと正しい金額を教えてくれますし、初めは少し怖そうな顔をしていた果物屋のお姉さんも、「シンチャオ!(こんにちは)」とあいさつをして何度か通ううちに、ニコっと笑顔を向けてくれるようになりました。

これまで私にとって市場は、旅行の際に訪れる観光地という存在でしたが、今ではすっかり日常生活の一部になっています。市場には、見たことも食べたこともない果物や野菜がまだたくさんあります。慣れてくると、どうしても同じものばかりを選んでしまいますが、これからは新しいものにもどんどんチャレンジしていきたいです。

Writer
ベトナム ビンズオン
市川 友理さん

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