みなさん、こんにちは。台湾・高雄に派遣されている青山南です。
今回は、私が週に2回実施している現地の先生向けの日本語クラスについてご紹介します。
この日本語クラスは昨年の10月からスタートし、初級クラスと上級クラスの2つがあります。初級クラスでは、まずひらがなとカタカナの学習から始め、現在は買い物で必要な日本語を勉強しています。先生方はいつも真剣に取り組んでくださり、私の作成したパワーポイントを印刷して復習してくださるほど熱心です。本当にありがたいです。
初級クラスの様子
上級クラスの先生方はすでにある程度日本語を話せるため、授業では季節に合った日本の文化を紹介し、台湾の文化と比較しながら意見を交換しています。こうしたやりとりを通じて、お互いの文化を深く知ることができ、とても楽しい時間になっています。
また、普段のクラスとは別に不定期の特別回を設け、参加されている先生方が一堂に会して日本文化を体験する機会もあります。これまでに「浴衣体験」や「餅つき体験」を実施しました。
浴衣体験の様子
そして今回は、同期の台南のNP(日本語パートナーズ)が高雄までお手伝いに来てくれました。せっかく来てもらうなら、台南のNPが得意なことを活かしたい!と思い、「水引体験」をすることにしました。
実は、私自身、NPの活動を始めるまで水引を作ったことがありませんでした。派遣前研修で初めて作ったのですが、もともと不器用で細かい作業が苦手な私は、何度も教えていただきながらやっと完成させることができました。しかし、一度「淡路結び」ができると、不思議ともっと作りたくなり、すっかり夢中になってしまいました。そんな体験を、先生方にもぜひ味わってほしいと思ったのです。
実際に水引を作り始めると、先生方もすぐにその魅力にはまり、なんと2時間で3つの水引を完成させていらっしゃいました!水引は、色や形、大きさを自由に選んで作れるため、それぞれの個性が光る素敵な作品が出来上がりました。
水引体験の様子
水引を持って記念撮影
完成した水引
会話を学んだり、文化について話したりするだけでなく、実際に体験することで、日本文化をより深く感じてもらえたのではないかと思います。これからも同期のNPと協力しながら、台湾のみなさんと文化交流を続けていきたいです。