Xin chào!(こんにちは)ベトナム・ハイフォンに派遣されているみゆきです。
ある日、パーカーの紐を使って、あやとりのような遊びをしている男の子を見かけました。何だかとても楽しそう! そこで、派遣先校の中学校と高校の文化紹介であやとりを取り入れてみることにしました。生徒たちは、「あやとり」という言葉は知らなくても、日本の有名な漫画の主人公が好きな遊びだと読んだことがあるようで、準備してきた紐を見せた途端、「知ってる!」と大盛り上がり。
あやとり用毛糸の一部。600人分用意するのは意外と大変
私が教えなくても、すでに何か作れる子がクラスに1〜3人ほどいました。
どうやって作ったの? 上手!!
最初は、「手品」(指ぬき)をみんなで練習しました。指にぐるぐる巻いた紐がスルスルと抜けていくと、テンションマックス! 動画でお見せできないのが残念なくらい、みんな楽しそうでした。その後は、はしごを作ったり、いろいろな作品に挑戦したりしました。
完成した時の最高の笑顔!
難しいほうの「はしご」も作れた!
「ほうき」も上手にできた!
現地の日本語の先生もあやとりを一生懸命練習してくれて、とても嬉しかったです。得意な生徒が先生やまだできていない友達に教えてくれて、そのほのぼのとした様子に心が温まりました。みんな、できた時の笑顔がすごくいいんですよね。なんだか、それを見るだけで嬉しい気持ちになりました。
私も小さい頃はあやとりでいろんな形が作れたはずなのに、今はすっかり忘れてしまっていて、この授業のために、夜な夜な一人で特訓しました。あやとりの授業が終わってしばらく経ちますが、今でも紐を大事に持ってきて、休み時間に技を披露してくれる生徒がいます。その姿を見ると愛おしい気持ちになります。また一緒にあやとりで遊ぼうね!