こんにちは!ベトナム・ハイフォンで活動中の平木咲衣です。
帰国まで残りわずか。日々バタバタと活動している最中、転倒による大怪我を負い、現地の病院を緊急受診しました。
その日は派遣先の中学校で活動をしていました。中学校の教室は狭く、そこに50名程度の生徒たちがいて、かなり密集しています。それでも、生徒たちのノートを確認するために、教室の横通路をカニ歩きで進んでいきます。しかし、その日は生徒が椅子で遊んでいたところに足を引っかけ、そのまま顔から転倒しました。膝も打っていたので、痛みでうまく歩けませんが、どうにか病院に行かなければと保険会社に連絡して、タクシーを呼び、病院の緊急外来を受診しました。
病院では、翻訳アプリを使いながら受診しました。しかし、すぐに現地の日本語の先生と日本人の友達が駆けつけてくれて、通訳や移動のサポートをして頂きました。
病院内は車椅子で移動します
まずは膝の検査を受けます。幸い骨折はしていませんでしたが、靭帯の再検査を受けることになりました。そして、転倒した際に前歯が折れてしまったため、続けて歯科を受診します。歯科医は英語が話せて、また日本で研修したこともあるという方で、診察はスムーズに進んでいきます。いびつな形に折れてしまったことと、大部分が欠落してしまったことから、人工歯を作成して被せるという治療方針になりました。治療のことももちろん、容姿のことでも落ち込んでいたところ、歯科医と友達が励ましてくれたのを今でも覚えています。
歯科治療中の様子
私が受診したハイフォンの国際病院ではキャッシュレス対応ができました。しかし、歯科だけは保険適応外なので、自費で支払います。海外での歯科治療は高額で、今回も例外ではありません。
残りわずかな活動期間であるにも関わらず、活動をセーブすることにとてももどかしさを感じますが、それでも、元気に帰国することが最優先だと思うので、休息を取りながら過ごしていきたいと思います。