こんにちは!ベトナム・ハイフォンで活動中の平木咲衣です。
日本の卒業シーズンといえば3月ですが、ベトナムの学校は9月入学のため、6月頃に卒業を迎えます。それに先駆け、派遣先校で卒業写真の撮影会が行われました。本来であれば、卒業生と保護者、担任の先生が参加しますが、生徒たちが私のことも招待してくれて、思い出深い1日となりました。
朝早くから校舎で撮影があるとのことで、仕立てたばかりのアオザイ(ベトナムの伝統衣装)を着て登校します。男子学生はスーツ、女子生徒は真っ白なアオザイを身に纏い、いつも以上に輝いた姿を見て、本当に卒業するんだなぁと感慨深い気持ちになりました。生徒たちが作り上げた装飾品でいっぱいの教室に入り、いよいよ撮影が始まります。
印象的だったのは、自分の夢を画用紙に書いて、紙飛行機にして飛ばす瞬間を撮影したもので、ベトナムの卒業写真では恒例のようです。私は、「みんなに大きな幸あれ!」と書いた紙飛行機を飛ばしました。彼らの未来が輝かしいものであるよう、願うばかりです。
みんなの想いや叶えたい夢
未来に向かって飛んでゆけ!
担任の先生のお誕生日で、生徒たちからサプライズ!
生徒たちが3年間を過ごした学び舎を背に、正門前でも集合写真を撮影。その後は、校庭で各々、家族や友達と撮影を楽しんでいました。私も保護者のみなさんや卒業生1人1人と楽しい時間を過ごし、お昼近くなってようやく解散。後ほど送られてきた写真データは、数千枚にも及んでいました。
特徴的な正門と思い出が詰まった校舎
保護者のみなさん
生徒たちはこのあとも、浴衣や制服を着て夜まで撮影を続けたようです。写真には青春の様子がしっかりと写っていました。自分の卒業式を思い返しながら、国が違えど時代が違えど、旅立ちを祝う気持ちに変わりはないのだと、思わず胸が熱くなりました。
生徒たちと過ごせる時間も残りわずか。毎日を大切にしながら、思い出をたくさん抱えて帰国できるよう、積極的に活動したいと思います。
高校3年生のみなさん、卒業おめでとう!
日本からみなさんのこと、ずっと応援しています!!