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マレーシアで司会デビュー!3か国語でつなぐ結婚式

こんにちは!マレーシア・スランゴールに派遣中の渡邊裕美です。

「結婚式の司会をやってみませんか?」そんな思いがけない依頼が舞い込んできました。新郎はマレーシア出身、新婦が日本人というお二人の結婚式で、「日本から来るゲストのために、日本語で司会をお願いしたい」と声をかけていただきました。好奇心旺盛な私は、マレーシアの結婚式を体験できる絶好のチャンスと思い、喜んでお引き受けしました。

その後の打ち合わせで、「招待客が700人ほど」と知り、さすがに驚きました。結婚式の司会は初めてで不安もありましたが、「とにかく楽しんでください」というホストの温かい言葉に背中を押され、本番に臨むことができました。

プログラムに書き込んだ日本語の原稿

今回の結婚式は、マレー語・英語・日本語を担当する3人の司会者が進行を務めるという、とても珍しい形式です。打ち合わせの時間はわずか30分ほどでしたが、自己紹介や日常会話を交わすうちに笑いも生まれ、自然と打ち解けた雰囲気になりました。

進行は、誰がどのタイミングで話すかをあえて細かく決めず、アイコンタクトとその場の空気感を大切にしながらマイクをつなぐという、柔軟性と協調性が求められるスタイルでした。それにもかかわらず、初対面とは思えないほどスムーズに連携することができ、会場には温かい笑顔があふれ、程よい緊張感の中で楽しみながら司会を務めることができました。

日本語で開会のアナウンス

日本とは異なる環境の中で、思い切って一歩踏み出したこの経験は、私にとって大きな学びとなりました。日本語パートナーズとしての活動を通じて築いた信頼関係や、現地の方々とのつながりがあったからこそ、いただけた機会だったのだと思います。挑戦して本当によかった。心からそう思える、忘れられない一日となりました。

新郎新婦と司会の3人
Writer
マレーシア スランゴール
渡邊 裕美さん

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