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学校行事で異文化体験!

Selamat pagi(マレー語でおはよう)!
私の派遣先校では、多くの学校行事が催されます。そのため、日本語クラスを受けているかいないかに関わらず、さまざまな生徒や先生たちと交流することができます。

ハリラヤ(断食明けのお祝い)・チャイニーズニューイヤーのお祝いは、学校一大きなイベントだそうです。ライオンダンス(中国の旧正月明けに披露される獅子舞のような伝統的な踊り)や生徒によるハリラヤ曲の歌唱やダンスを見ました。

衣装の審査があり、伝統衣装を身にまとう生徒たちが華やかできれいでした。普段、生徒たちは学校の制服を着ているため、民族色を意識することはあまりありません。しかし、イベントでの彼らの服装を見て、サラワク州ならではの豊かな民族が共存していることを実感することができました。


ハリラヤ・チャイニーズニューイヤーの食べ物ブースと先生、生徒たち

私も数あるイベントのうちのひとつで披露させていただこうと、生徒たちとソーラン節の練習を始めました。初めてソーラン節を踊る生徒ばかりですが、振付を見て一生懸命練習してくれています!踊りを披露する側にも見る側にも、日本の祭り魂や文化を感じてもらえたら嬉しいです。


第1回ソーラン節練習会

人々は食べるのが大好き!お祝いやイベントでは、たくさんの食べ物が並び、「Makan! (マレー語で「食べて!」)」と声をかけられ、みんなでお腹いっぱい料理を食べます。職員室にいても、日常的にみんなお菓子を食べていたり、それを分けてくれたりします。一緒に食べることが、ひとつのコミュニケーションのように感じます。


退職される先生のお別れパーティーでの食事

さまざまなイベントに参加する中で私が意識しているのが、相手の文化を知ろうとする姿勢を生徒や先生に見てもらうことです。それによって、私の文化にも興味を持ってもらえることに気づいたからです。目の前のものについて、「これは何?」「今、みんなは何をしているの?」と尋ねると、興味深い文化を知ることができます。そこから、「日本と似ているね!」「違うね!」と話を広げて一緒に驚くことができます。小さなコミュニケーションの積み重ねを大切にしています。


学校のキャンプにて、生徒に日本や海外での自分の経験を話している様子
Writer
マレーシア サラワク州
山本 由梨子さん

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