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多文化共生を感じる学校生活

こんにちは!マレーシアのペナン州に派遣されている森野菜月です。

私が派遣されているペナン州は、マレーシアの中でもさまざまなルーツの人々が生活している多民族な街です。私の派遣先校では、マレー系、中華系、インド系の生徒や先生、スタッフの皆さんが共に学校生活を送っています。

着任してすぐ、生徒たちから嬉しいサプライズプレゼントが!

こちらに来てとても驚いたことの一つは、飛び交う言語がとてもバリエーション豊かなことです!マレー系の生徒はマレー語、中華系の生徒は中国語、インド系の生徒はタミル語を母語としています。ですが、友達や先生と話すために、母語以外に英語やマレー語を話せる場合が多いです。

自分の周りのほとんど全員が日本語を話す環境で育ってきた私にとって、バイリンガル、マルチリンガルであることが当たり前なマレーシアの教育は、大きなカルチャーショックでした!その上、日本語の授業を受けている生徒は、「先生、おはようございます」「ごはん食べましたか」と日本語で話しかけてくれるので、毎日嬉しい驚きでいっぱいです。

断食明けのパーティーで先生方と

生徒たちだけでなく、先生たちも、「これは日本語でなんて言うの?」と聞いてくださる方や、中には日本語で挨拶してくださる方もいます。こちらの人たちは、別の言語を取り入れることに寛容で、私自身も受け入れてくれるように感じています。

生徒や先生方と一緒にマレーシアのお粥(Bubur Lambuk)を作りました

私も日々、拙いマレー語や英語でコミュニケーションを取ったり、時に中国語やタミル語を教えてもらったりしながら、言語の学習が改めて楽しいと感じています。生徒たちにも、「言語の学習って楽しい!」と心から思ってもらえるよう、日本語の授業をもっと楽しいものにしていきたいです。

チーム対抗の「日本語タッチゲーム(日本語パートナーズがスクリーン上の日本語やイラストを表す言葉を言い、生徒が素早くタッチするゲーム)」!
白熱した接戦を繰り広げていました
Writer
マレーシア ペナン州
森野 菜月さん

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