みなさん、サバイディー(こんにちは)!ラオス・ビエンチャンに派遣中のY・Kです。
今回は、私の派遣先校の7年生(日本でいう高校3年生)と徳島県の中学生との交流(オンライン交流、文通)についてお話しします。最初の交流は昨年12月でした。徳島県の中学生1人が私の派遣先校に来校した際に、その生徒が通う学校とのオンライン交流を行いました。初めての交流だったため、互いの国の学校生活や文化を紹介しました。「ラオスの学校では、お菓子を食べていいって本当?」等、ラオスでは当たり前のことを質問されて、日本の学校生活との違いにラオスの生徒は驚きの連続でした。
オンライン交流の様子
翌年2月に私の派遣先校の生徒がオンライン交流のお礼の手紙を書き、ラオスのお土産とともに日本へ送りました。ラオスでは手紙を書く文化があまりないそうなので、ほとんどの生徒は手紙を書くのも初めて。郵便番号を知らず、郵便番号を書く欄に手紙を書いた日付を書いていた生徒もいました。翻訳機を使用し、いつになく真剣に日本語で手紙を書いてくれました。
真剣に手紙を書く生徒たち
日本の中学生宛ての手紙
すると、2か月後……。日本から手紙の返信が届きました。私のラオス語での説明が拙かったため、届いた小包を開封する生徒も本当に自分の書いた手紙に対して返信が届いているのか半信半疑。中身を確認すると日本から返信が来たことを理解し、驚きとともに歓喜の声をあげていました。同封されていた、日本の生徒が手紙を書いているときの様子の写真を見て、日本の教室や生徒の雰囲気、そして、自分の書いた手紙が日本に届いていたこと等、色々と感じたようでした。
日本から届いた小包を開ける生徒たち
日本から届いた手紙を手に喜ぶ生徒たち
関係者の皆様のご尽力により、私の帰国の3日前に再度、日本の中学生とオンライン交流が実施できそうです(現在、帰国6日前)。高校生活最後の年だった7年生の思い出作りに、私も微力ながら貢献できたかなとの自己満足を抱えながら、私は来週日本に帰りたいと思います。コープジャイ、ラーオ(ラオスありがとう)!