みなさん!こんにちは!(大家好!)台湾9期・花蓮に派遣されている與那嶺 涼乃です。
早いもので私の派遣期間も残り1か月を切りました。これまでの活動を思い出しながらこの記事を書いています。今日は私の思い出に残っている出来事を紹介します。
その前に私の派遣地、花連について少し紹介します。花連は台湾の東部の街で、山もあり、海もあり、自然が豊かなところです。花連一の観光地である太魯閣(タロコ)渓谷は残念ながら昨年の地震の影響で完全復旧には至っていませんが、またいつの日か必ず訪れたいと思っています。
それでは、本題に入っていきます。まず月桃とは、ムーチー(沖縄県で古くから伝わる餅)を作る際に使う葉の名前です。抗菌作用があるため餅を包むことで腐りにくくなり、独特な香りを楽しめます。今回、私の派遣先校である花連高校でムーチーを紹介することになりました。その際、月桃の葉が必要で、周りの先生方に尋ねたり、ネットで情報を集めたりしました。その結果、通販で購入できることが分かりました。文化紹介まで時間が迫っていたこともあり、通販で注文し、なんと注文から3日程度で到着しました。台湾の通販では、ほとんどの物を購入することができ、とても便利なのでおすすめです。ですが、通販で月桃の葉を注文したことを近くの先生に話すと、すごく驚かれました。
道で発見!月桃の葉
原住民ツアーに参加し、何でも使える月桃の葉だと学ぶ
私も注文前は意識していませんでしたが、周りを見渡すと学校の周りにも多くの月桃があることに気がついたのです。この話を先生方に話すと、先生方も同じようにいろいろなところにあることに気がつき、月桃の葉を見つけると私を思い出す、と話してくれた先生もいました。今では月桃の葉を見つけると嬉しくなり、写真を撮っています(撮りきれないほどたくさんありますが)。そして、買わなくてもいい、月桃の葉は「取り放題」という日本語も合わせて紹介することができました。
また、ムーチー作りも、蒸し器や道具を快く貸してくださったたくさんの方に支えられて、おいしく楽しく作ることができ、忘れられない文化紹介になりました。