大家好!(みなさん、こんにちは!)台湾台中市の惠文高校に派遣中のS・Tです。
台湾人は老いも若きも甘いものが大好きなようです。台湾へ来たばかりの頃、スーパーの菓子コーナーの広さに驚いた記憶があります。街には有名なタピオカミルクティーをはじめ、洋菓子、中華菓子、イチゴ大福等の和菓子まで美味しそうなスイーツがあふれています。甘いものに目がない私ですが、目につくものを手あたり次第食べていたら肥満と糖尿病への道まっしぐらです。そんな、甘いものは食べたいけれど健康も気になる人におススメなのが、今日ご紹介する「豆花(トウ ファ)」です。
「豆花」とは、おぼろ豆腐のような豆腐をほの甘いシロップで食べるスイーツで、スイーツなのに蛋白質も摂れて、ヘルシーに思えます。小豆やタピオカ、タロイモ団子、柔らかく煮たピーナッツや果物等、何種類ものトッピングを加えることができます。基本料金は40元(日本円で200円弱)ほどで、トッピングを増やすごとに5~10元の追加料金を払うシステムです。トッピングはどれも美味しそうで迷ってしまうのですが、私はたいてい3種類を自由に選べるコース「綜合豆花(ソウゴウトウファ)」にしています。定番のピーナッツと小豆以外で私のお気に入りは「仙草」というゼリーです。ちょっぴり漢方の香りがします。ふわふわの豆腐は優しい黒蜜の味との相性抜群、トッピングでアクセントを付けられるので飽きることがありません。寒い日は、温かい「豆花」も頼めます。
ある日の昼食。トッピングはピーナッツとタピオカ。肉入り焼餅もいっしょに
近所の豆花店。テイクアウトを待っている男性
最初は近所の店に行くだけだったのですが、最近は外出時に評判のいいお店がないかチェックするようになりました。先週は生徒に「美味しい豆花のお店を教えて!」と聞いて、さっそく行ってみたら、本当に美味しくてびっくり!ネット上での評判は中の上といったところでしたが、やはり実際に行ってみないと分かりませんね。
「豆花」専門のお店は街中のどこにでも見られますから、小腹が空いた時、店で台湾の方々と肩を並べて食べるもよし、テイクアウトして部屋でゆっくり食べるもよし。台湾にお越しの際はぜひお試しあれ!