皆さん、こんにちは!初めまして!ベトナム・ブンタウに派遣されている前原美香です。
「今日もアオザイを着て、登校!」私が派遣されている学校があるブンタウ市内では、大半の女子生徒・先生が校則により、午前中はアオザイを着ています。真っ白なアオザイを着ている生徒たち。同じ色でも、よく見ると十人十色です。柄ありの白、柄なしの白、マットな白、ツルツルな白等さまざまです。特に先生が着ているアオザイは、その先生のキャラクターが表れています。例えば、可愛いものやピンク色が好きな先生は、パステルカラーのハートがたくさんプリントされているピンク色のアオザイを着ています。他にも、好みに合わせて袖をバルーンスリーブにしたり、襟を丸襟にしたりしています。
市内にはたくさんの布屋さんやアオザイ屋さんが立ち並び、色鮮やかです。私はベトナムの素敵な布に魅かれたので、この布を使って日本の文化紹介をしたいと思いました。そこで思いついたのは、「お守りづくり」でした。私は中学時代にお守りづくりをしたことがあったので、「ぜひ、ベトナムの布でも作ってみたい!」と思いました。
布は、地域のアオザイ屋さんにご協力いただき、アオザイの切れ端を譲っていただきました。譲っていただいた布は種類が豊富で、生徒はワクワクしながら布を選んでいました。あの嬉しそうな、楽しそうな表情は今でも忘れられません。私もとても嬉しい気持ちになりました。生徒は自分好みの布を選ぶことで、お守りづくりにより一層心がこもったようです。