Xin chào!(こんにちは)ベトナム・ハイフォンに派遣されているみゆきです。
5月、ベトナムの学校では1年の学びが終わり、6月からは夏休みに入ります。ということで、いよいよ最後の授業を迎えました。最後の授業では何をしようか、と先生や生徒に聞いてみると、やはり食べ物系が人気。そこで、各クラスの人数や雰囲気に合わせて、いろんなことにチャレンジしてみました。
中学校では、巻き寿司にチャレンジ!具材はグループごとに好きなものを持ち寄り、協力して作ります。このグループは、人参、きゅうり、卵焼き、ハムを使っていました。
みんな真剣に自分の巻き寿司を作っています
別のクラスでは、「抹茶ラテが好き!」との声があり、茶道にチャレンジ!抹茶が初めての生徒が多く、苦いのは苦手かなと思い、小さなコップを用意していましたが、意外と平気そうでした。茶道で使う器は、ベトナムのバッチャン村で購入した「バッチャン焼き」を使いました。写真ではあまり見えませんが、柄がとてもきれいなんですよ。
茶筅の使い方を教えてあげる男子
高校では、「餅」にチャレンジ!10年生(日本でいう高校1年生)は、ライスペーパーを使って、大福を作りました。中には、好きなフルーツや生クリーム等を入れました。ライスペーパーを水に濡らす加減や包み方が少し難しそうでしたが、どのグループも工夫して、いろんな大福ができました。
おしゃれな大福を作っています
高校11年生(日本でいう高校2年生)は、ベトナムのBột nếp(もち米粉)で白玉団子を作りました。白玉を茹でて、きなこや抹茶をまぶしたり、練乳をかけたりして、美味しく仕上がりました!
お菓子作りが得意な男の子
これらの活動で使った食材は、全て日本から持ってきたわけではありません。ベトナムで手に入るものを使って、日本文化を再現しています。もちろん、日本の「巻き寿司」や「餅」を完璧に再現できたわけではありませんが、現地の材料で作るからこそ、生徒たちにとって「また作ってみたい!」と思えるような活動になったのではないかと思います。
ベトナムでは、たくさんの生徒たちとさまざまな体験ができ、本当に楽しかったです。またいつか会えた時には、日本の美味しいものを一緒に食べて笑い合えたらいいなと思います。