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教師の日(ワンワイクルー)に参加しました!

はじめまして!タイ・ピッサヌロークに派遣中の小山春陽です!

不安な気持ちと寂しい気持ちをたっぷり抱えて出国した5月末から、あっという間に1か月が過ぎ、すっかりタイでの生活に慣れてきた今日この頃。「タイに行ったら痩せるぞ」と思っていた私の野望は、何を食べても美味しすぎるタイ料理に、早々に打ち砕かれました。日々余分な脂肪がついていくのを感じています(笑)。

さて今回は、私が参加したタイの学校行事「教師の日(ワンワイクルー)」についてお話しします。この日は、生徒が先生に日頃の感謝を伝える特別な日。プアンマーライ(お花でできた念珠)やパーンワイクルー(先生への感謝を表すお花)を贈ったり、感謝のスピーチをしたりします。中には涙を浮かべながら感謝の言葉を贈る生徒もいました。

私と生徒は出会ってまだ3週間ほどしか経っていませんが、それにも関わらず、多くの生徒が私のもとを訪れ、感謝の気持ちを伝えてくれました。心の底から嬉しいと感じた時間でした。タイ語がまだ上手く話せない私は、何か気の利いた言葉を伝えることはできませんでしたが、「うれしい」「ありがとう」という気持ちが少しでも伝わっていたらいいなと思います。

ワイクルーの様子。生徒は頭を地面につけてお辞儀をします

生徒がくれたプアンマーライ。形に残るようにビーズでできたものをくれました!

タイは日本と比べて「先生を敬う」という文化がとても強く根づいているように感じます。日本にも「教師の日」はありますが、タイのように学校全体で行事として祝うことは私が知っている限りではほとんどないし、生徒が先生に直接感謝の気持ちを伝える機会も少ないと思います。

今回の「教師の日」の行事を通して、タイの先生と生徒の間には、師弟関係と呼ぶに相応しいつながりがあるんだなと強く感じ、この「教師の日」は、タイならではの素敵な文化だなと本当に感動しました。こんなふうに素直にまっすぐ感謝の気持ちを伝えられるタイの生徒たちを心の底から尊敬します。生徒からもらった感謝の気持ちをしっかり受け止めて、これからの学校生活に努めていきたいです。

Writer
タイ ピッサヌローク県
小山 春陽さん

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