こんにちは!マレーシア・スランゴール州に派遣中の渡邊裕美です。
マレーシアの豊かな自然に囲まれたジャングルの秘境で、サイバージャヤ国民中等学校の生徒たちと2泊3日のキャンプに参加しました。初日の夜に体験したのは3時間におよぶ本格的なナイトハイクです。夜9時に出発し、懐中電灯の灯りを頼りにジャングルの奥深くへと進んでいきました。途中、橋のない川を渡ったり、懐中電灯を消して真っ暗な道を歩いたりと、まさに冒険そのものでした。
懐中電灯の灯りを頼りに川を渡る生徒たち
翌朝の起床は、なんと午前5時。睡眠時間はわずか3時間でしたが、容赦なく叩き起こされ活動が始まります。校歌の斉唱と軽い運動の後に行われたアクティビティの罰ゲームで、顔が小麦粉まみれに。朝から予想を超える展開に、眠気も一気に吹き飛びました。
眠気も覚める罰ゲーム
2日目のメインは川遊びです。ライフジャケットを着用し、川の流れに身を任せる「フローティング」を体験しました。続いて、いかだでの川下りに挑戦しました。これが予想以上に難しく、舵取りがうまくいかず、何度も岩や岸にぶつかってしまいました。
川下りに挑戦
3日目はジャングルトレッキングです。出発早々、「川に入って」というまさかの指示。服も靴も全身びしょ濡れのままトレッキングが始まりました。途中、ガイドの方からヤシの葉で屋根を編む方法を教わったり、木の実や薬草について学んだりしました。急な斜面を登っては下り、ようやく最後のチェックポイントに到着。そこで出された最後のミッションは、「川を泳いでキャンプ場まで帰る」というもの。予想外の指示に驚きつつも、生徒たちと一緒に川を泳いで帰還しました。
服もバッグもずぶ濡れだけど最高!!
最後は、嫌がるCP先生(現地の日本語の先生)を説得し、二人でジップラインに挑戦しました。下から見上げたときはそれほど高く感じなかったものの、想像以上の高さに足がすくみました。細いロープの上を歩いたりターザンロープをしたりとスリル満点の体験でした。この3日間のキャンプを通して、日常では味わえない貴重な体験や多くの学びを得ることができました。