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学校にある唯一の竹

こんにちは。現在マレーシア・ケダ州に派遣されております、望月 恵です。

7月7日は七夕。日本ではこの日、よく雨が降りますね。マレーシアは乾季ですが、7月7日は朝から大雨が降り、2時間後には止んでいました。夜はちょっと曇り気味でした。果たして織姫と彦星は会えたのでしょうか?!

私の派遣先校では、現在校内を工事しています。工事は2028年までかかるそうです。利用できる教室や廊下、校庭、また通行可能な通路も限られています。このような状況の中でも、生徒も先生も気を配りながら安全な道を見つけ、危険な場所をうまくすり抜けています。

校内工事中の風景

校内には多種多様な木々があります。極楽鳥花・スイートピー・ハイビスカス・タピオカの木・ジャックフルーツの木・ブーゲンビリア等、熱帯気候ならではの植物が豊富に生い茂っています。その中に竹も何本かあったそうですが、工事でほとんど伐採されてしまいました。唯一残った竹が今年、大活躍しました。

校内唯一の竹

竹に群がる生徒たち

生徒たちは思い思いの願いを短冊に書き、この竹に飾ろうと大賑わいです。せっかく書いた短冊が濡れないように、竹の内側に飾っています。みんなとても楽しそうです。

一つ一つよく見てみると、願い事がたくさん書いてある短冊、形が独特な短冊、やさしいタッチのイラストや才能豊かなイラストで彩られた短冊等がありました。生徒たちの自由な発想や感性が感じられます。竹って何ですか?と質問していた生徒も、この機会で一生忘れられない植物になったことでしょう。

Writer
マレーシア ケダ州
望月 恵さん

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