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日本文化を体験してみよう!

みなさん、こんにちは!マレーシア・ペラ州タイピンに派遣されている牧野玲月です。

今回は、友人が私の派遣先校に来てくれた時の様子を紹介します。

Form4、Form5(日本の高校2年生、3年生)の授業では書道を行いました。元々、現地の日本語の先生の希望であった書道。やっと実現することができました。筆を配ると、みんなは初めて触る筆に興味津々でした。授業は、まず書道についての基礎知識の導入を行い、その後、実際にとめ・はね・はらいの練習をそれぞれ行いました。

デモンストレーションを真剣に見る生徒たち

今回は、今まで習った漢字の中から好きな漢字を選んで書いてもらいました。紙を横にして書いている生徒や、一枚の紙に同じ字を何度も練習している生徒がいたりと、それぞれの方法で書道を楽しんでいました(笑)。

たくさん練習しました

みんな上手に書けています

そして、実は派遣されてから行事等の関係で一度も実施ができていなかった日本語クラブが、この週に初めて実施されました。1時間半の活動時間の中で、初めに消しゴムハンコ作りを全員でやってもらい、余った時間で浴衣、書道のどちらか希望する方を選択してもらいました。

書道組では、日本語選択ではない生徒も日本語での名前の書き方を教えてあげると、一生懸命練習していました。浴衣組は時間の関係上、浴衣を着ることができるのは数人だけ。誰が着るのか壮大なじゃんけんが繰り広げられていました(笑)。

また、7月に行われた日本文化祭の事前準備として、浴衣ブースを担当する生徒を対象に、放課後の時間を使って浴衣の着付け講習会を実施しました。一度教えただけでほぼ完璧に仕上げる生徒の姿に、とても驚かされました。日本文化祭本番ではその生徒たちが、来場した生徒や先生に浴衣の着付けを行い、無事に終えることができました。

着付けが終わった後の一枚

また、今回は私の友人が約1週間滞在していたことを活かし、全学年の日本語履修者を対象に実施しているスタンプカードに、期間限定の特別ルールを設けました。普段は、生徒が日本語で何でも私に質問をしてくれた場合、1日1回スタンプを1つプレゼントしています。スタンプカードは全部で20個まで集められ、10個・20個に達するとそれぞれプレゼントがもらえる仕組みです。

導入した特別ルールは、私への質問で通常どおりスタンプを1つゲットできるのに加えて、友人に日本語で質問をすると、さらにボーナスとしてスタンプがもらえるというスペシャル企画でした。生徒たちはこのチャンスをしっかり活用し、どの学年の授業でも積極的にたくさんの質問をしてくれました。

スタンプカード
Writer
マレーシア ペラ州
牧野 玲月さん

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