サワディーカー!タイ・サムットプラカーンに派遣されています、中須賀由香里です。
7月といえば「七夕祭り」の季節。私の派遣先校は、昨年まで七夕祭りとして学校でのイベントが開かれていましたが、今年はスケールをグッと広げ「日本祭」と銘打ち、さらにパワーアップしたお祭りが開催されました!よさこいや日本舞踊、相撲、他にもさまざまなテーマに沿って生徒たちが企画・練習し、本番に向けて毎日一生懸命取り組んできました。約1か月間、生徒たちの踊りやMCの練習をそばで見守ってきただけに、本番での堂々たる姿には思わず胸が熱くなりました。
三味線音楽にあわせて、可憐に舞う姿にうっとり
相撲の取組を全校生徒の前で力強く披露
イベントブースでは、寿司に焼きそば、おでん、わらび餅、パンケーキ、焼きマシュマロ等、バラエティ豊かな屋台が並び、活気あふれた縁日となりました。他に、書道、神社参拝、お面づくり、浴衣着付けの体験型コーナーもあり、チャレンジする生徒は笑顔が絶えませんでした。改めて感じたのは、タイの生徒たちの手先の器用さ。料理でも、体験でも、すべてにセンスが光ります!私はよく口にするのですが──「私の生徒はみんな天才!」これは本気です!
イベントブースの寿司コーナー
セレモニーでは、同期のNP(日本語パートナーズ)に来校してもらい、書道パフォーマンスを披露してもらいました。生徒や美術の先生の協力でボードを設営し、生徒たちが演奏する和太鼓に合わせながら力強く筆を走らせる姿に、観客から大きな拍手が送られました。企画が成功してとても嬉しかったです。
大きな板に紙を貼り、躍動感あふれる書を披露!
もちろん準備の過程では困難もありましたが、全力で楽しむ生徒たちの姿に私自身がたくさんの力をもらいました。生徒の成長を間近で感じられるこの経験は、かけがえのない宝物です。大きな祭りを成功させることができたのは、先生方をはじめ、たくさんの方々の協力があってこそ……すべての皆様に、心から感謝しています。
これからも、「感謝」を忘れず、NPとしての活動を一歩一歩、続けていきたいと思います。