こんにちは。タイ・ペッチャブーンに派遣されている齋藤愛香です。
派遣されて1か月以上が経ち、生活にも少しずつ慣れてきたと感じています。今は雨季のため、毎日のように突然雨が降ります。日本ではなかなか聞かない勢いの雨音で、「ああ、タイにいるんだな」とも実感できます。
今回は、NP(日本語パートナーズ)の大きな役割の1つである文化紹介について、少し紹介させていただきます。派遣されてから文化紹介を行った回数は、授業ではもちろん、日常の小さいことも含めるとすれば数えきれません。私は主に、日本の高校生にあたるM4~M6の3学年に週1回文化紹介を行なっていますが、日本の中学生にあたるM1~M3の授業でも、時間が余った時にアクティビティを提案しています。
折り紙でお守り作り、みんな真剣です!
イベントに向けて一緒にアイディアを考えています
七夕のお願いごとを書いています。みんなの願い事が叶いますように!
私は地方へ派遣されているため、身近にあるお店では和柄の折り紙や日本製品は気軽に手に入りません。私の活動が終了した後でも持続して文化紹介を行えるように、現地でも手に入れられるもので、気軽かつ楽しく学べる文化紹介は何かを考えながら日々を過ごしています。
NPとしての活動では、これまでの自分の経験や、何気なく覚えている童謡、日本での日常、全てが授業の材料として活用できます。文化紹介を行う際には、その文化の発祥や背景をもう一度調べるので、日本人である自分にとっても新しい学びや発見につながります。文化紹介の内容を考えるのは大変ですが、気軽に相談に乗ってくださる先生方や、私の提案したアクティビティを笑顔で楽しんでくれる生徒たちの姿で、日々達成感を感じられています。頼りになるNPの同期たちともアイディアを共有しつつ、より多くの文化を紹介できるように頑張ります!