Selamat pagi(マレー語でおはよう)!マレーシア・サラワク州に派遣中の山本由梨子です。
今回は、学内外で行なった、文化紹介について投稿します。
まず1つ目は、郊外から街の学校生活を体験しに来た小学生を対象に、日本クイズ、簡単な日本語の紹介、しおり作りをした時のことです。日本クイズでは、日本の場所や国旗、アニメについての問題を出しました。元気よく手を挙げて答える生徒たちが多く、とても驚きました。しおりには、折り紙で作ったハートを貼り、習いたての日本語を書きました。帰り際には、小学生たちが「ありがとう」や「さようなら」等、口々に伝えに来てくれて嬉しかったです。
日本クイズで、たくさんの生徒が手を挙げてくれている様子
自分たちで作ったしおりを持って記念撮影
別の日には同じ派遣地の他の学校にて、日本語キャンプが行われました。約100名を超えるマレーシアの生徒が参加しました。他の州からもNP(日本語パートナーズ)が応援に駆けつけてくれ、計10名が集結しました。よさこいや祭りの紹介、日本語についての説明、料理体験、日本のゲーム等をしました。
私は、よさこいと祭りの紹介を担当しました。生徒たちに、日本の山車や神輿、よさこいの祭りについてお話ししました。その後は、よさこいのデモとレクチャーをし、実際に生徒たちと一緒に踊りました。大きな掛け声と笑顔の溢れる活動となりました。
よさこい体験の様子
印象的だったのは、キャンプの後に、私の派遣先校から参加した生徒たちから「たくさんのNPと交流できて嬉しかった」という感想をもらったことです。彼らにとって、この出会いが日本により興味を持つきっかけになればと思います。
派遣先校では授業中に、七夕の文化紹介をする機会をいただきました。大きな紙に緑のマスキングテープを貼って竹を作り、お願い事を書いた短冊を貼りました。家族の健康や将来の夢、テストでいい成績を収めること等、各々の願い事を書きました。「お願い事は、何個まで書いていいの?」「これは日本語で何と書くの?」と生徒たちは七夕にも日本語にも興味津々。みんなの願い事が叶うといいな、と思うようなアクティビティでした。