こんにちは!タイ・ピッサヌロークに派遣中の小山春陽です!
今日は、私が教室で出会った面白い話をいくつかご紹介します!
①migi手とhidari手
M6(日本でいう高校3年生)のクラスで、道案内について話していた時のことです。ふと、生徒の手を見ると、そこには「migi」「hidari」と文字が書かれていました。大きな手にちょこんと書かれたローマ字、これがなんとも可愛らしい。話を聞くと、授業中に私の気づかないところで、CP先生(現地の日本語の先生)が書いていたようです。先生が生徒の手に直接文字を書く、私が知る限り日本ではなかなか見られない光景です(笑)。
migi手とhidari手
②「きょ」事件
M4(日本でいう高校1年生)の聞き取りテストでの話です。私が日本語の短い単語を発音し、生徒はそれを聞き取ってひらがなで書くというテストなのですが、私が発音した単語の中に、「きょ」という音がありました。CP先生は私が発音した後、ホワイトボードにその発音をタイ語で書いてくださるのですが、「きょ」という音をタイ語でどうやって書くのか悩んでいました。実は、タイ語には「きょ」という音がないのです。CP先生がやっと答えを導きだせたその時、「いや、ちがう!私はこうだと思う!」と生徒が反論。授業はそこから、「きょ」の発音をタイ語でどうやって書くかで大騒ぎ。思いがけず、大盛り上がりした授業になりました。その後、同じ職員室のタイ語の先生に聞いたところ、CP先生の答えが正解でした。さすがです。
こうじゃない?と試行錯誤
③ぬいぐるみ事件
M1(日本でいう中学1年生)の授業中の話です。授業開始後すぐ、私は生徒の机にある2体の可愛らしいぬいぐるみに気づき、可愛いなあと微笑ましく思っていました。そのまま順調に授業は進み、終業の挨拶を終え、「ふう、終わった!」と思ったその時、生徒の机の上に山盛りのぬいぐるみの山を発見。なんと、授業中、クラス中の生徒が少しずつ手持ちのぬいぐるみを持ち寄り、授業開始時に2体だったぬいぐるみが、授業終了後にはどっさり増えていたのです。中学生のユーモアは、本当に予想外で面白いです(笑)。