皆様、こんにちは。タイ・ランプーンに派遣されている植野 博之です。
今日は私が住んでいるランプーンを紹介したいと思います。
ランプーンは、タイ北部のチェンマイに隣接する場所に位置しています。人口は約40万人。タイ北部で一番面積が小さく、タイ76県中でも5番目に面積が小さい県になります。ランプーンは11世紀から13世紀にかけてハリプンチャイ王国の首都として栄えた歴史ある町です。そのため現在でも多くの古い寺院や仏教文化が残されており、町全体に落ち着いた雰囲気が漂っています。
チャン・スィー門
ランプーン旧市街の正面玄関とも言える北門で、
「象が壁に色をつけた」というユニークな伝説名を持つ門です
中でも「ワット・プラ・タート・ハリプンチャイ」は、ランプーンを代表する仏教寺院として広く知られており、観光客だけでなく地元の人々にも大切にされています。
ワット・プラ・タート・ハリプンチャイ
西暦897年に最初のストゥーパ(お堂)を建立したとの記録がある歴史あるお寺です
中央の黄金のチェディ(仏塔)は光り輝き、訪れる人々を圧倒します
ランプーンにはチェンマイのような賑やかさはありませんが、そのぶん自然が多く、歴史の香りを感じながら、静かでのんびりとした暮らしができる町です。人々の暮らしぶりも穏やかで、温かさが感じられます。
歴史、文化、自然、そして人々の優しさに触れながら過ごすランプーンでの生活は、とても心地よいものです。