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日本文化を通じて成長する生徒たち

みなさん、こんにちは。マレーシア・マラッカ州に派遣されている藤丸知世です。

今回は、私の派遣先校のソーラン節のチームについて紹介します。

6月に開催された「国際言語週間」の一環としてソーラン節を披露することになり、3年生(日本でいう中学3年生)の男子の希望者約10名と共にソーラン節チームを作りました。ほとんどの生徒は、ソーラン節自体は知っているが踊ったことがない生徒たちなので、1から振り付けを教えました。

生徒同士で教え合う様子

振り付けを教える段階では、日本語選択以外の生徒もたくさんいたため、マレー語混じりの簡単な英語で話していました。しかし、踊る時のカウントがどうしても日本語になってしまい何回も言い直していました。すると生徒が「カウントは日本語でもいいよ」と言ってくれ、心づかいで胸がいっぱいになりました。

自分たちの踊りを確認する生徒

笑顔で練習する生徒たち

本番直前の1週間は国際交流基金の中間報告、土日は他の学校のイベント等が重なり、私が練習に行けない日が続きました。しかし、本番前夜のリハーサルを見ると、入退場の挨拶、踊りは振り付けのアレンジをして全員が揃って踊れるようになっていました。私の不在が続き不安もありましたが、生徒を信じて任せることの重要性を感じました。

本番のステージでは、全校生徒の前でソーラン節を披露しました。初めてのソーラン節の演舞に興奮する生徒たちを見て「やってよかった」という達成感、そしてステージ上での生徒の踊りを見て感動と安堵で思わず泣いてしまいました。踊った生徒たちは緊張で声が出なかったり、間違ってしまった等、やりきれない部分もあったようですが、私は練習を含むこの経験こそ価値のあるものだと思いました。

投稿を執筆している7月末時点では、次のステージに向けて1年生(日本でいう中学1年生)の新しいメンバーを迎えて日々練習中です。今は私ではなく3年生がマレー語で踊りを教えています。3年生は教える大変さを実感し苦戦しています。しかし、彼らなりに、教えるためのマニュアルを作ったり、3年生同士で相談したり、私に相談してきたり等、できることをやっています。私が帰国した後もソーラン節が続けられるようにしたいと思います。

1年生(奥)に教える3年生(手前)
Writer
マレーシア マラッカ州
藤丸 知世さん

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