みなさん、こんにちは!マレーシアのマラッカ州に派遣されている藤丸知世です。
今回は私の派遣先校で行われたコープラシーの日を紹介します。コープラシーの日は日本の文化祭のようなもので、学校内のクラブが出店で飲み物や食べ物を販売したり、アクティビティを体験できたりします。
私の所属は国際言語クラブで、日本語、中国語、ドイツ語の先生と生徒で食べ物の屋台を出しました。具体的には日本語クラスは3種のおにぎりセット、どら焼き、たこ焼きを、そして中国語クラスはもち、ドイツクラスはポテトサラダを販売しました。私はブースのサポートをしたり、お弁当を作るワークショップを20人限定で行ったりしました。
屋台でたこ焼きを作っている様子
お弁当ワークショップ
さらに同じ地域に派遣されている日本語パートナーズの佐々木さんと加藤さんにも来てもらい、生徒と交流してもらいました。生徒や彼女たちが盛り上がっている様子を見てとても嬉しかったです。また彼女たちに「素直でいい生徒たちだね」「生徒から信頼されているね」と言ってもらった時は、自分がこの学校で積み上げてきた行動の一つ一つはちゃんと意味あるものだったんだと安心しました。
佐々木さんと交流
学校に来てくれた佐々木さん(左)と加藤さん(右)
そして前の記事でも紹介したソーラン節をこの日に披露しました。演舞の時間は午前と午後に1回ずつ確保してもらいました。時間になると多くの人がステージ前に集まり大盛り上がりでした。演舞を披露した生徒たちは「うまく踊れなかった」と不満そうでしたが、勉強や他のこととも両立しながら毎日1時間練習し続けたこと、大勢の前で2回も披露したことだけでも十分すごいと、とても彼らを誇らしく思いました。この日は生徒の家族もイベントに来ており「息子にソーラン節を教えてくれてありがとう」と声をかけてくれる方もたくさんいらっしゃいました。
ソーラン節
このイベントを通して生徒と一緒に屋台やソーラン節をやり遂げたことは私にとってとても貴重な経験でした。言語の壁、文化の壁を超えた気がして、もっとこんな経験をしたいなと思いました。