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時間感覚のズレと、どう向き合う?

みなさま、สวัสดีเจ้า(こんにちは)!チェンマイ派遣の下津浦です。

突然ですが、タイ(東南アジア)に来て、苦労することは何だと思いますか?そして、どう対処すればいいと思いますか?私は渡航するまでこの問いに対しずっと考えを巡らせていました(笑)

そして、実際に抱えた問題は「時間感覚のズレ」でした。
私の派遣先校は、時間通りに授業が始まりません。先生も授業前にコーヒーを買い、のんびり教室に向かいます。

私も時間にルーズなので、最初は「面白い!」と捉えていました。しかし、ルーズとはいえど日本で教員をやっていた私にとって、授業を最優先する日本の教員の感覚とはかけ離れた様子にモヤモヤした気持ちが抑えられなくなることも。
そんな時、私はこのように対処しました。

●根本解決をしようとしない
タイではこの時間の感覚が日常。良し悪しはありません。「日本に合わせて!」とプリプリするのは傲慢です。「先生が来るまで、何か日本の紹介や日本語を使うゲームをしよう!」と気持ちを切り替えるようになりました。そうしたら、「今度は何をしよう?」と楽しめるようになりました。

授業で習った「形容詞+て」を使うゲームをしました

●モヤモヤしたときは日記を書く
マイナスな感情が出てきた時はとにかく言語化します。そうすることで気持ちが整理されすっきりします。誰かに相談するときにも活用できます。

お土産屋さんで買った日記
チェンマイらしさが詰まっていてお気に入りです

●「プラス面」を見る
タイの人はマイナスな感情を他人に見せず、余裕がある方が多いです。もちろん時間を守ることは忘れずに、ですが、ともに働くことでタイの人の寛容さの秘訣を考えてみたいと思うようになりました。

これらの対処法は現地の先生や同期、国際交流基金の調整員等、寄り添ってくれる人がたくさんいらっしゃるからこそ身につけられました。日々色々なアイデアをくれる皆様に感謝です。

ストレスも今後の糧になると思うと悪くないな、と感じた派遣3か月目でした。

休みの日に学校の先生ご夫婦にマーケットを案内していただきました
私の不完全なタイ語を丁寧に聞いて、楽しく会話していただいています
日本語チーム なんでも話せる間柄です
忙しい中お相手していただき、いつも感謝です
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