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学校の食事―インドネシアの給食―

みなさん、こんにちは!インドネシア・西スマトラ州パダン市に派遣されている大竹遥葉です。

今回は、インドネシアの高校での「食」にまつわる紹介をします!私が派遣されている学校では、お昼に無料の給食が配布されています。この給食はインドネシア政府が2025年1月から始めた「無償栄養給食プログラム」によるもので、西スマトラ州の高校にも届いています。

車で運ばれてくる給食
生徒たちへの配布準備

私の派遣先校の給食は、教室で生徒が配膳するスタイルではなく、お弁当の形で毎日学校に届きます。初めて見たときは「インドネシアにも給食があるんだ!」と驚きました。メニューは日替わりで、AYAM(鶏肉)やIKAN(魚)、TELUR(卵)のおかずに、野菜や果物が組み合わされています。私はリュウガンという果物が好きなので、給食に入っているととてもうれしいです!!辛い料理が多い印象のインドネシアですが、この給食は辛さ控えめで安心して食べられるのも特徴です。みんなで同じご飯を囲みながらおしゃべりする時間は、和やかでとても楽しいです!

給食の中身

また、学校にはKANTIN(食堂)もあり、休み時間になると生徒たちが集まってお菓子や飲み物、MI GOREN(やきそば)、NASI GOREN(焼きめし)を買っています。私のお気に入りは、マンゴーやドラゴンフルーツのジュースを凍らせた飲み物です。なんと2,000ルピア(約18円)で買うことができます!暑い中で冷たいフルーツジュースを味わうと、本当に生き返ります!生徒たちにも大人気で、売り切れてしまうこともあるほどです。列に並んで一緒に買う時間も、小さな交流のきっかけになっています。

凍っているドラゴンフルーツジュース
KANTIN(食堂)の様子

インドネシアでの学校生活を通して、日本との違いや共通点を日々発見しています。「食」をきっかけに交流が生まれるのは世界共通。ここパダン市でも、ご飯を囲むひとときが人と人をつなぐ大切な場になっていることを感じます!

Writer
インドネシア 西スマトラ州
大竹 遥葉さん

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