こんにちは!タイのチェンマイに派遣されています福本行太です。今回はタイ北部の音楽教室で出会った子どもたちの話をしようと思います。
私は毎週土曜日の10時から12時まで、タイ北部の音楽を習いに音楽教室へ通っています。
その教室では、タイの音楽の他に料理や踊りといったさまざまな文化について学ぶことができ、子どもから大人までたくさんの生徒が学んでいます。
さらに、タイの音楽の中にもいくつかのコースがあり、私はタイ北部のサローという楽器を学んでいます。
私の通っているそのコースにはさまざまな人が来ているのですが、その中にいつも一緒にいる仲良し3人組の男の子がいます。その子たちはもう何年もこの音楽教室に通っているような様子で、サローはもちろんスン(弦楽器)やクルイ(吹奏楽器)といった他の楽器もとても上手に演奏しています。
さらに、自分たちで作ったと思われる特製のサローを持ってきて先生に見てもらったりもしていました。そんな3人組を見て私も負けていられないと練習していると、3人組のうちの1人の子が「ここはこうやって弾くんだよ〜」と言わんばかりの表情で実際に弾いて見せてくれました。
なるほど!と思い、その通りに弾くととても弾きやすい!その後もล่องแม่ปิง(ロンメーピン)という、タイ北部の人はみんな知っている曲を3人の子どもたちと一緒に練習しました。
私はあまりタイ語が話せないので言葉でのやり取りは難しいけれど、音楽を通じて会話をすることができてとても楽しかったです。3人ともタイの音楽が大好きなんだなと感じました。次の練習の時もまた音楽で会話ができればいいなと思いつつ、自分ももう少しタイ語を頑張ろうと思った1日でした。