サワッディーカ!(こんにちは!)タイ、バンコクに派遣中の小嶋はるです。
早いもので、派遣期間も残り半分を切りました。私の派遣先校は9月中旬から期末試験が始まり、そこから半月ほど授業のない日々が続きました。生徒に会えなくて残念……と思っていましたが、この期間は先生方とたくさんコミュニケーションをとることができました。
私がいる職員室には、CP先生(現地の日本語の先生)のほかに、外国語課のタイ人の先生もいます。他の教科の先生が訪ねてくることもよくあります。着任当初は、先生方にタイ語で話しかけてもらっても、聞き取れない、答えられない……という状態でした。日本語にも言えることですが、先生や生徒が普段話しているタイ語は、教科書で習うタイ語と表現が少し違います。しかし、毎日タイ語が飛び交う環境にいるので、8月頃からなんとなく「先生たちが何を話しているか」がわかるようになってきました。私がタイ語を理解していると知ると、先生たちもタイ語で簡単な会話をしてくれるようになりました。そして、特にこの期末試験期間中は一日中職員室にいたので、私にとっての「タイ語強化月間」になりました。
「せんせい、ヤーギンアライ?(何食べたい?)」、「パイティアオティーナイ?(どこに遊びに行くの?)」。着任当初は呪文のように聞こえていたタイ語が、はっきり聞こえたときの喜びはひとしおです。週一回のタイ語のオンラインレッスンでも、普段の会話でよく聞くフレーズの意味を質問しています。まだまだ簡単な会話しかできませんが、話しかけてくれる先生たちのためにもタイ語の勉強をがんばりたい、そう思えた試験期間でした。











