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インドネシアのお誕生日

Sugeng siang(ジャワ語でこんにちは)インドネシア・東ジャワ州に派遣中のまなほです。

先日、私の派遣先校の現地の日本語の先生であるネニ先生の息子さん、レガくんの誕生日会に招待していただきました。私は浴衣を着て参加し、皆さんと一緒にお祝いをしました。日本とは異なるお祝いの仕方がとても印象的でしたので、インドネシアの誕生日についてご紹介します。

お誕生日のレガくん

インドネシアでは、誕生日を迎えた本人が友人や家族に食事やお菓子をふるまうことが多いそうです。

今回の誕生日会はネニ先生のお宅で行われ、レガくんは友達や従姉妹たちと一緒に過ごしました。食卓には、ネニ先生が用意してくださったアヤムゴレン(鶏のから揚げ)、ミーゴレン(焼きそば)、お手製のスープやNutrijelly(ヌトゥリジェリー:チョコレートを使ったゼリー)のほか、ピザやケーキ等たくさんの料理が並び、とてもにぎやかな雰囲気でした。

ネニ先生のお家で

特に印象に残ったのは、日本と異なる2つの習慣です。

1つ目はMenyuapi(ムニュアピー)です。Menyuapiとは誕生日を迎えた本人が、両親や兄弟にケーキを食べさせる習慣です。家族への感謝を表す意味が込められているそうです。

Menyuapi の様子

2つ目はKue tart(クエ・タルトゥ)です。Kue tartとは、友人や招待客と食べ物を分ける習慣です。喜びをみんなで分かち合う姿が印象的でした。

Kue tartの様子

また別の機会には、授業に入ったとき誕生日を迎えた生徒からインドネシアのお弁当をいただいたり、ほかの先生が誕生日の時には伝統的なおやつをいただいたりしました。誕生日を迎えた本人がまわりにお裾分けをするのは、日本にはあまりない文化で、とても新鮮でした。

インドネシアの誕生日には、家族や友人、先生方等周囲の人を大切にする気持ちが強く表れていると感じました。私も、日頃から大切にする気持ちを忘れずに過ごしていきたいです。

ネニ先生の家族とレガくんのお友達とご飯
Writer
インドネシア 東ジャワ州
まなほさん

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