サワディーカー!タイ・サコンナコーンの齋藤真子です。
今回は、私がタイに派遣されてからの4か月で行った活動を紹介します。
現在私は、タイの中高一貫校に派遣されています。全校生徒は約3,000人です。第二外国語の1つに日本語があり、日本語学習者は選択科目に日本語を入れている生徒を含めると700人を超えます。私は主に日本語専攻コースの生徒約120名の授業のサポートをしています。
1. 授業
CP先生(現地の日本語の先生)と協力してチームティーチングを行います。私の役割は発音モデルや会話モデル、漢字や文法練習をサポートすることです。基本的に授業はCP先生主導で行いますが、漢字の授業の際はNPがメインとなって行います。CP先生たちはとても授業が上手で、生徒たちはとても楽しんで学んでいるのがわかります。私もCP先生たちのように生徒たちの興味を引くような伝え方ができるよう日々試行錯誤しています。
2. 文化紹介
生徒たちの希望もあり、たくさんの文化紹介をする機会に恵まれました。書道、茶道、阿波踊り、ソーラン節、神社やお寺のおみくじ体験、折り紙での浴衣作り、福笑い、たこ焼き等の文化紹介を行いました。CP先生たちが授業日程を調整してくださったおかげで、密度の濃い文化紹介をすることができました。文化紹介の後は、必ず「今日は楽しかったです」と言ってくれる生徒もいて、とてもやりがいを感じています。
3. 授業外
授業時間外では、放課後の時間等基本的に日本語教室に常駐するようにしています。熱心な生徒は毎日日本語の練習にきます。また、派遣先校の外でも日本語の生徒に会うことが多く、たくさん日本語を話してくれます。毎日生徒と話していると、生徒の日本語能力がぐんぐん伸びていることを実感できてとても嬉しいです。
以上が私の4か月の活動内容です。12月にはJLPT(日本語能力試験)があります。N1(JLPTの最高レベル)やN2を受験する生徒もいるので、全力でサポートしていきたいと思います。派遣期間も折り返し地点を過ぎたので、残りの日々を後悔なく過ごせるよう1日1日を大切にしていきたいと思います!

 
        











