Tabik pun!(タビッ プン!)※ランプン語のあいさつ
スマトラ島南部のランプン州・メトロ市に派遣されている前田詠里です。
今回は、メトロ市の南にある地元で有名な橋を訪ねてきました。
橋の名前は「PELITA(プリタ)」。インドネシア語で「灯火(ともしび)」という意味を持ちます。この吊り橋は1969年に完成し、全長およそ100メートル。車は基本的に通れず、地元の人々が主にバイクで行き来しています。
メトロ市南部には、町を隔てる大きな川が流れています。当時、この橋は人々が町を行き来するための大切な通路だったそうです。現在も定期的に修繕が行われているそうですが、木の足場はところどころ老朽化が進んでいました。(私は高いところが苦手なので、少し歩いて引き返しました……)
今では別の場所に、車も通れる大きな橋が新しく建設されたため、PELITA橋を渡る人は少なくなりました。しかし、「灯火」という名のとおり、かつてこの橋は地元の人々にとって希望の光だったのだと思います。

 
        











