最新情報はこちら 最新情報はこちら

フィリピンの高校での1日

Magandang Hapon!(フィリピノ語でこんにちは!)フィリピン・ベンゲットに派遣されているみなみです。

今回は、フィリピンの高校生活における1日の様子を紹介します。

フィリピンの学校の朝は早く、私の派遣地ベンゲットでは7時40分に1限が始まります(学校や地域により始業時刻は異なる)。私が派遣先校に着く7時頃はすでに多くの生徒が学校におり、運動やおしゃべりをして始業前の時間を過ごしています。

すでに多くの生徒が活動する朝7時の学校の様子

そして、派遣先校では始業前にフラッグセレモニーという国歌斉唱の時間があります。フィリピンでは国歌がとても大切にされていますが、毎朝の国歌斉唱でもその文化を強く感じます。生徒は、おしゃべりや遊びの途中でも、国歌が始まる合図とともに国旗に身体を向け、右手を左胸に当てて歌います。

フラッグセレモニー・国歌斉唱の様子

1・2限の後、RESESSという20分の休み時間があります。この時間には生徒も先生もミリエンダと呼ばれる間食・おやつを食べる人が多いです。ミリエンダはフィリピンを代表する文化と聞いていましたが、実際に見てとても驚きました。校内の売店でスナックを買うだけでなく、シニアハイスクールのビジネス専攻の生徒が自分たちで作った軽食やお菓子を販売して校内を回っている等、至る所で食べ物を買うことができます。売店も移動販売もあっという間に完売します。1つ10~30ペソ(日本円で30~90円ほど)で、休憩中に食べられるサイズというお手軽さも魅力です。

休み時間にスナックを買い求め人が集まる校内の売店
お菓子や軽食を売っている生徒たち

4限後の昼休みは、ランチ(校内で買う人、お弁当持参の人等さまざま)を食べた後、身体を動かして遊ぶ生徒が多い印象です。また、楽器の演奏、ダンス、歌を楽しんでいる生徒も多くいます。校内にいると、いつでも、どこからともなく歌声や楽器の音が聞こえ、音楽に親しむ文化を実感します。

校内で民族楽器を演奏する生徒たち

午後の授業も終えると、生徒自身で教室をきちんと掃除し、またスナックを片手に(笑)皆帰っていきます。部活動は私の派遣先校にはありませんが、有志でクラブチームがあり、運動する生徒もいます。

以上、フィリピンの学校での1日でした。日本と異なる点も多く、その違いを楽しんでいます!

Writer
フィリピン ベンゲット
みなみさん

この人の書いた他の記事

フィリピンの記事

よく読まれている記事

PAGE TOP