Xin Chào!(こんにちは)ベトナム・ホーチミンに派遣されているRYOSUKEです。
私たち日本語パートナーズは、現地の派遣先校で日本語授業のサポートをしています。普段は発音や会話、文字、文法の練習が中心ですが、1〜2か月に一度、日本文化を紹介する授業があります。今回は9月末に行った中学校での「お月見」の授業を紹介します。
お月見は、日本の秋の風物詩であり、月を眺めながら季節の移ろいを感じる行事です。ベトナムにも似た「中秋節(Tết Trung Thu)」があり、そこから興味を持ってもらえるよう工夫しました。
授業は90分で、①お月見紹介、②クロスワードクイズ、③折り紙の3部構成にて進めることになりました。スライドやワークシートは自作し、CP先生(現地の日本語の先生)に確認をお願いしました。
授業では、はじめにお月見についてやさしい日本語で紹介しました。CP先生がベトナム語で補足してくださり、生徒たちの理解が深まっていたように思います。クイズでは、徐々に難しくなる問題に挑戦しながら、日本のアニメや漫画での知識をヒントに答える生徒もいて、教室は大いに盛り上がりました。
折り紙の時間は、「うさぎ」と「もみじ」から好きな方を選び、YouTubeの動画と模造紙での実演を見ながら、一緒に折りました。最初は戸惑っていた生徒も、友だちと助け合いながら楽しそうに完成させていました。
今回の授業では、中秋節との比較や時間配分に課題はありましたが、生徒が日本文化に親しみを持ってくれたのではと思います。次回の文化紹介は、CP先生と協力してさらに良い授業にしたいです!










