Selamat pagi (マレー語でおはよう)!マレーシア・サラワク州に派遣中の山本 由梨子です。
日本語パートナーズとして最後の投稿は、9月後半に行なった文化紹介活動と、派遣先校での7か月のまとめについて書きたいと思います。
9月は言語月(生徒たちが学校で習う様々な言語に親しむ月)のイベントで日本文化紹介のワークショップを行いました。内容は、書道、おにぎり作り、そして日本の踊り(ソーラン節、盆踊り)です。
書道については、歴史、道具、書き方の基本を伝え、みんなの好きな漢字を選んで書いてもらいました。生徒たちは普段名前を横書きで書きますが、習字では縦書きにすることが新鮮で、「どうやって書くの?」と興味津々でした。
おにぎり作りでは、ツナマヨを入れたり塩で味付けをして作りました。作った後は「いただきます!」と元気よく言ってから食べました。中には、「おにぎりを10個食べました!」という生徒もいました。
ソーラン節と盆踊りをした際は、音楽の音が聞こえないほど大きな声で「ソーラン!ソーラン!」「1、2、3!」と掛け声をかけていました。
そして9月末には日本とのオンライン交流会も行いました。派遣先校の生徒と私の地元の中学生とで事前に手紙交換をしていたので、その際の自分の文通相手とオンライン上でお話をすることができました。自己紹介と質問を、日本の生徒は英語で、マレーシアの生徒は日本語で行いました。マレーシアの生徒たちは、スクリーンの中に自分の文通相手を見つけるやいなや笑顔を見せていました。
マレーシアの派遣先校で過ごした7か月間は毎日が新鮮で、本当にあっという間でした。最初は手探りの中で活動を進めていましたが、気が付いたら最後は全力で走り抜けていました。生徒たちからもらった手紙には、「ゆりこ先生が、私にとっての初めての日本人で良かったです」「いつも優しく接してくれてありがとう」「日本語のテストを頑張ります」等、心のこもった言葉が綴られていました。この経験を活かして、これからも邁進していきたいと思います!私に関わってくださったみなさん、Terima Kasih(マレー語で「ありがとう」)!

 
        
















