こんにちは、インドネシアの西スマトラ州パダン市に派遣中の安倍帆南です。
派遣されてから2か月が経ち、パダンでの生活にも慣れてきました。
生活の中で欠かせないのが、公共交通機関であるアンコットです。アンコットは乗合のミニバスで、決まった路線の中の好きな場所で乗り降りができる便利な乗り物です。
私の派遣先校は住居から10km以上離れているため、毎日1時間ほどかけ、アンコットを乗り継いで通っています。最初は現地の日本語の先生に乗り方を教えてもらいました。
アンコットの開けっ放しのドアから見える景色はとてもきれいで、毎日楽しみにしています。その場で乗り合わせた人たちとのコミュニケーションも楽しいです。
平日はアンコットを通学に使う学生たちが多いのですが、休みの日になるとまた違った車内の様子を見ることができます。買い物帰りのお母さんたちの家の近くまで行き、荷物下ろしを手伝ってあげる運転手さんの姿を見たときはとても微笑ましく思いました。
先ほど述べたように、平日朝は学生が多く運転手は学生の送迎をサポートしています。ある朝アンコットに乗ったところ、私の目的地の手前までしか行かないと言われ、そこからいつもと違うルートで歩いて派遣先校まで行ってみました。派遣先校には着いたものの、携帯のマップを頼りに行ったためか、正門の反対側に到着してしまいました(笑)。景色がとても綺麗だったので、しばらくそこにいることにしました。
毎日たくさんの人と繋がることができ、たくさんの景色を見せてくれるアンコットでの移動が、私は大好きです。

 
        









