みなさん、Xin Chào!(シンチャオ)ベトナム・ハノイに派遣されている神田です。
10月に入り、ハノイは強い日差しの中に風の涼しさを感じるようになりました。本格的に授業が始まり1か月が経過。本日は私の派遣先校の中学・高校の様子をお届けします!
まず、生徒の朝はとても早いです。大体7:00~7:30の間に1コマ目(日本でいう1限)が始まります。私も週に3日、1コマ目から参加しています。
派遣先校に着いた後は「先生の部屋」という場所に行きます。この部屋は先生の待機室のような場所です。日本の職員室のように先生一人ひとりのデスクはなく、大きなテーブルの周りに椅子が並んでいます。時間によってはほかの科目を担当する先生もいて「日本語の先生?」と気さくに話しかけてくださり、和やかな雰囲気です。ここで身だしなみを整え、授業で使う教科書類をカバンから出して教室に向かいます。(授業開始ギリギリに到着した日は、直接教室に行くこともあります。)
さて、授業が始まります。ドン、ドン、ドンドンドン……と、「太鼓の音」が授業開始の合図です(授業終了もこの太鼓の音です)。一部の学校は校内放送でチャイムが鳴るところもあるそうです。
派遣前に1か月研修を受けた際に、この太鼓の存在を知りました。最初はどこから太鼓が聞こえてくるのか分からなかったのですが、守衛室前で実物を見つけた時「これか!」と嬉しくなりました。
授業は1コマ45分、休憩5分のサイクルです。私は授業中、CP先生(現地の日本語の先生)の指示で日本語の板書、教科書の新出単語の音読、机間巡視しながら問題のチェックや生徒からの質問への回答、文化紹介を行います。派遣先校は教室内はエアコン完備。プロジェクターもあるため、板書に加えてパソコンで資料の投影ができます。
私の派遣先校の様子を少し感じていただけたでしょうか。まだ不慣れなことも多いですが、この環境の中で生徒やCP先生含め多くの人と学校生活を楽しんでいきたいと改めて思いました。

 
        









