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住んで知るスリン!

こんにちは!タイ・スリンに派遣されている川上鈴葉です。

今回は、私の住んでいるスリンについて紹介します。スリンはバンコクからバスで約6時間のタイ東北部に位置しています。

スリンと言えば、象!です。毎年11月にはタイの3大祭りのひとつである、象祭りが開催されます。学校や地域の行事に象が参加することもあります。また、町のあちこちに象の像があります。私は着任当初、「派遣期間中に何体の像を発見できるかな~」と意気込んでいましたが、多すぎて正確な数がわからなくなってしまいました(笑)。でも、これまでに30体以上は発見していると思います!

派遣先校にある象の形の植木

なぜ象が有名なのかというと、アユタヤ時代に首都から逃げた白い象を捕まえて、のちの王様に寄進したのがスリンの人だったからだそうです。スリンという県名は白い象を寄進した人が王様から与えられた欽錫名からとった名前といわれています。また、スリンの県章にも象が描かれているので、ぜひ見てみてください!

象の像の中に本物の象が!中央には白い象の像

ここまでくるとスリンは象一色のようですが、それだけではないです!スリンはカンボジアとの国境を有しているので、クメール様式の歴史ある遺跡や寺院が多いのも魅力です。また、シルクやジャスミン米の有名な生産地でもあります。おいしいタイ料理もたくさんあります!

現在は国境の情勢により訪問できませんが、情勢が変化する前に先生方と訪問した
プラサートタームアントム遺跡
カフェの天井からジャスミン米が吊り下げられているデザインを発見

最近は、スリンにもタイで人気のタイスキのお店が出店したり、人気のドリンクのお店も試験的に出店したりしていて、全国チェーンのお店も増えているようです。ドリンクのお店は本格的な出店も予定されているようで先生方も楽しみにしています。私は現地の日本語の先生に誘われてタイスキのお店に行きましたが、生徒もたくさんいてとてもにぎわっていました!

先生たちと一緒にイサーン地方(タイの東北部)の伝統料理のソムタムとガイヤーン

この文章を書いているのは11月上旬ですが、今年は11月22・23日に象祭りが予定されており、今、スリンが1年の中で最も盛りあがっています!

Writer
タイ スリン
川上 鈴葉さん

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