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文化紹介-妖怪・浮世絵・折り鶴-

オーム・スワスティアストゥ(バリ語のあいさつ)、こんにちは、インドネシアのバリ州で活動している小林です。現在、着任してから2か月になります。

バリに来て驚くことは、ヒンドゥー教の寺院と神様の像の多さです。まさしく、「神々が宿る島」です。

ガネーシャと新月のお祭り

そして、私の派遣先校で学ぶ高校生は私に敬意を払い、純真な目でこちらを見つめ、日本に興味を示してくれます。その目を見られただけでも「ここに来て良かった」と思っています。今回は、そんなバリの高校生に向けて行った日本文化の授業を紹介します。

1.日本文化紹介第1弾「幽霊と妖怪」

日本語クラブの生徒たちの希望で日本の幽霊と妖怪の紹介をしました。そして、バリの幽霊と妖怪との比較、さらに死生観についても触れました。最後にグループで身近な不思議から「MY妖怪」を考えて終わりました。みんな笑いながら楽しんで活動してくれました。

MY妖怪を楽しそうに発表する様子

2.日本文化紹介第2弾「アニメと浮世絵」-日本のアニメの歴史を考える-

生徒たちの興味関心の高いアニメがテーマです。まずは生徒たちの好きな日本の人気アニメをいくつか取り上げ、次に江戸時代の浮世絵、そして縄文時代の土偶までを紹介し、アニメとの共通点を探りました。最後は浮世絵の塗り絵をしました。みんな集中して取り組み、とても丁寧で素敵な作品ができました。

MY浮世絵を嬉しそうに掲げる生徒たち

3.日本文化紹介第3弾「広島と平和の祈り」-平和の願いを折り鶴に込めて-

「原爆ドーム」の写真からの導入。広島・長崎のことはみんな知っていたことにびっくり!広島の「おりづるタワー」での私の体験を話し、みんなで平和を祈って折り鶴を折りました。みんな真剣に、悪戦苦闘しながら……どうにか全員完成!

最後にバリの平和の祈り「オーム・シャンティシャンティシャンティ・オーム」(バリ島での平和の祈り、授業の終わりのあいさつになっています)。

折り鶴と生徒たち
Writer
インドネシア バリ州
小林 信行さん

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