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SMKN10 Surabayaの文化祭

こんにちは。インドネシア・東ジャワ州スラバヤ市に派遣されている藤本みどりです。

わたしの派遣先校SMKN 10 Surabaya(スラバヤ第10職業高等学校)では、生徒たちが専門的な知識と技術を学んでいます。今回は先日行われた文化祭の様子をご紹介します。

当日はクラスごとに趣向を凝らしたイベントが行われました。あるクラスはミスコンを開催。メイクをして、凝った衣装を身にまとった女子生徒たちが舞台でプレゼンをします。みんな堂々としていて、高校生とは思えないほど。審査の1つには先生から出された問題に答える早押しクイズもあり、問題は政治経済から専門知識まで幅広い分野から出題されました。見た目の美しさだけでなく知性も問われるというわけです。

思い思いの衣装に身を包んだミスコン出場者と
オフィスコース(オフィスワークを学ぶコース)担当の先生方

模擬結婚式を行ったクラスもありました。教員に招待状が届き、お弁当と飲み物、お菓子や果物まで用意されていました。伝統的な衣装を身に着けた新郎新婦と両親役の生徒たちがひな壇で緊張した面持ちで座っていました。

こんな素敵な招待状が届きました

裏方のスタッフたちはおそろいのユニフォームを着て舞台をサポート。豪華な舞台装飾や衣装の費用は生徒たちがスポンサーから集めたそうで、その主体性と行動力に感服!社会に出てすぐに活躍できる力を着実に身につけています。出演者やスタッフはほぼ女性。ここでも女性活躍がトレンドのようです。

MCの進行はプロ並み。そして美しい!

わたしも「たこ焼きの屋台」と「浴衣体験フォトブース」のお手伝いをしました。本番に備えて休日に集まって練習。コンロや鉄板、材料等を生徒たちが持ち寄り、いざたこ焼き作り!でも鉄板にこびりついてなかなかうまくいきません。一方、教室の片隅では浴衣着付け講座。生徒たちが浴衣を着るのをサポートしながら着付けを教えていきます。こつをつかんだ生徒がほかの生徒に教え、おはしょりや前合わせもきれいにできるようになりました。

日本風室礼を施したフォトブースのクオリティが高い!

さて、たこ焼きはどうなったでしょうか。なんと着付けをしている間に改良を重ね、完璧なたこ焼きができあがっていました!本番は言うまでもなく大盛況でした。

本番当日、生徒たちは交代で完璧なたこ焼きを焼き上げました
Writer
インドネシア 東ジャワ州
藤本 みどりさん

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