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やさしさを縫いとめた旅 in スラーターニー

サワディーカー!タイ・サムットプラカーンに派遣中の中須賀由香里です。

派遣先校が長期休み中の10月下旬、タイ南部にあるCP先生(現地の日本語の先生)のご実家、スラーターニーへ連れて行ってもらいました。長い道のりを先生がずっと運転してくださって、本当にありがたかったです。

スラーターニーに着くと、CP先生のご家族が笑顔で迎えてくださり、お母様の手料理を持ってダムの湖畔でピクニック!自然の中でみんなで食べるごはんは、何倍もおいしく感じました。

大自然の中で食べるご飯は、なんでこんなにおいしいんだろう……手作り料理、最高のごちそうでした

夜は料理上手なお兄さんがタイ南部の家庭料理を作ってくださり、そのおいしさに感動しました。

お兄さんの手料理、毎回「おいしい!」の連続!
スラーターニーの海の幸、先生ファミリーの愛情の味です
実は、お兄さんも日本語ペラペラです

2日目は、先生のお母様が用意してくれたタイ南部の伝統服を着てお寺へ。ちょうど年に一度のタンブン(タイの伝統的な仏教行事)が行われていて、とても賑やか!タイの文化を肌で感じられてうれしかったです。

そのあと川へ行ったり、SNSで人気のお寺を巡ったりと、1日があっという間に過ぎていきました。

お寺めぐり カヌー体験 わくわくの1日でした

3日目はパンガー県のバーンサック海岸へ。途中で洞窟の中のお寺を訪ね、魚に餌をあげたり、美しい滝を見たり……。どこを見ても綺麗で、思わず「先生はこんな素敵な場所で育ったんですね」と何度も言っていました。海辺ではおいしい料理をいただき、私好みのユニークな公園にも連れて行ってもらい、笑顔の絶えない1日でした。

海辺ランチ、最高! 遊び心いっぱいの公園で大はしゃぎ

そして一番心に残ったのが、先生のお母様の自慢のタイ服を私に合うように仕立て直してプレゼントしてくださったこと。御近所に住んでいらっしゃる仕立ての腕のいい方が、スカートをほどき、足踏みミシンで丁寧に縫い直してくださいました。そのミシンを見た時に、祖母がミシンを踏んでいた頃を思い出し、胸がいっぱいになりました。できあがった服はピッタリで、見る度にあの温かい時間を思い出します。

ミシンで仕立て直してくれたスカート 御近所の方々と一緒に
私が着ている服もお母様からのプレゼント 心のこもった一針一針が宝物です

今回の旅は、先生とご家族の優しさに包まれた、幸せな時間でした。お別れの時には涙腺が緩みました。日本に来ていただく時には、今度は私が全力で「おもてなし」をいたしますね!

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