Sugeng siang(ジャワ語で「こんにちは」)!インドネシア・東ジャワ州パスルアンに派遣中の坂本結芽です。
今回は、派遣先校で行った活動についてお話しします。
CP先生(現地の日本語の先生)との授業や文化紹介にも慣れてきた頃、教室以外の場所でも生徒たちとコミュニケーションをとるきっかけを作れないかと感じるようになりました。
そこで思いついたのが質問ボックスです。CP先生に相談したところ「ぜひやりましょう!」と言っていただき、学校内で余っていた段ボールを使って早速質問ボックスを作ってみました。日本語の授業がない学年の生徒にも日本や私自身のことについて気軽に質問してほしいという思いで、ボックスは職員室の前に設置しました。
興味を持ってくれる生徒がいるのだろうかという私の心配をよそに、1週間もしないうちに沢山の生徒からの質問が集まりました。質問内容は、「先生の街はどこですか?」「好きな日本の食べ物は何ですか?」「インドネシアの高校と日本の高校との違いは何ですか?」等々……。授業で関わったことのない生徒からの質問もあり、多くの生徒が日本や私自身のことについて興味を持ってくれていることを実感しました。
中には私への手紙も入っていました。
「せんせいにあえてうれしいです」
「おかげでにほんごのべんきょうがもっとたのしくなりました!」
“kadang memang sulit pelajalannya, tapi kalau melihat senyum sensei jadi bersemangat lagi(勉強が難しいときもあるけど、先生の笑顔を見ると元気になります。)”
ひらがなで一生懸命に書かれた質問やメッセージの数々に心が温かくなりました。スマホひとつで簡単にメッセージのやりとりができる環境の中、私と生徒をつなげてくれたノートの切れ端は大切な宝物です。生徒たちの可愛い笑顔を思い浮かべ、ほっこりした気持ちで返事を書いています。











