皆さん、こんにちは!タイのチョンブリーに派遣中の中塚葉子です。
タイでの生活も随分と板についてきた?と思いきや、実はまだまだ未知の体験が沢山あります。今回は身近な場所で触れたタイの文化を紹介します。
最近、CP先生(現地の日本語の先生)に誘っていただいて、お料理上手な同じ学校の数学の先生のお家でタイの定番おやつ「カオトムマット(もち米とバナナの蒸し菓子)」を作りました。バナナの葉に生のもち米とバナナを置いて包み、竹ひもで縛って蒸し上げます。バナナの葉は少し火で炙ると柔らかくなるんですよ!腹持ちの良いおやつです。
もう一つ、タイの定番おやつである「ブアローイ」は、高校3年生の生徒たちが教えてくれ、一緒に作りました。温かくて甘いココナッツミルクにカラフルなお団子を浮かべます。生徒たちとワイワイ言いながら作ったブアローイは最高の味でした!
そしてロイクラトン祭り。10月末~11月頃の満月の夜に行われるお祭りです。灯篭を川に流すことで水の神に感謝するそうです。灯篭は、バナナの幹を4~5cmほどに輪切りにしたものを土台にし、バナナの葉で周りを飾り、中央にお花とろうそくを置けばでき上がり。タイには年中沢山の種類のバナナがありますが、食べて良し、包んで良し、飾って良しなので、大活躍しています!幸運にも派遣先校のそばでこのお祭りがありました。前日に寮で灯篭作りを教えていただき、翌日お花を飾って先生、生徒たちと流しました。素敵な夜になりました!
どこか遠くの地域の大きなイベントや大都心まで行かなくても、身近な場所であたたかく、心のこもったタイの素敵な文化を感じることができます。CP先生はいつも私に「いろいろな経験をしてほしい」と言って下さっています。おかげで周りの先生方、生徒たち、そして地域の方々ともつながり、身近な場所で魅力的なタイの文化に触れる日々を送っています。














