Selamat siang semuanya!(みなさん、こんにちは!)
インドネシア・東ジャワ州のパスルアンに派遣中の宮崎ひな子です。
着任してから早くも3か月が経ちました。日々の授業や地域の人々との交流をとおして、たくさんの「初めて」に出会いながら学びの多い毎日を過ごしています。
みなさんは、日本語パートナーズというとどのような活動を思い浮かべますか?日本語の授業をサポートしたり、日本の文化を紹介したりする姿を想像される方が多いかもしれません。実際の活動はそれだけでなく、教室を離れた場所でも、地域の方々との何気ない交流の中に互いの文化や考え方を分かち合う時間が、私にとって大切な学びの場になっています。
授業では、日本語を学ぶ生徒たちのまっすぐな眼差しにいつも心を打たれます。「日本で働きたい」「日本語をもっと話せるようになりたい」と夢を語る姿は本当にまぶしく、その思いに応えたいという気持ちが自然と湧いてきます。私自身も、彼らから学ぶことがたくさんあります。伝える立場でありながら、毎日が自分の成長の連続です。
放課後には、先生や地元の方々とエアロビクスを楽しむのが日課です。音楽に合わせて体を動かし、みんなで笑い合う時間はまさに心のリフレッシュ。言葉が通じなくても、「楽しい!」という気持ちは自然と伝わり、絆が深まっていくのを感じます。
また、地元の美容院でストレートパーマをかけたことも印象的な体験でした。慣れないインドネシア語で美容師さんと会話しながら、「これで合ってる?」とお互い笑い合い、仕上がった髪を見て「きれい!」と褒めてもらえたときは嬉しかったです。
在スラバヤ日本国総領事館主催の“漢字カップ”に参加し、私は司会を務めました。大会にはインドネシア全土から約600名が集まり、会場は熱気に包まれていました。大勢の前で緊張しながらも、参加者の真剣な眼差しや笑顔に励まされ、会場全体が一体となる瞬間に立ち会えたことは忘れられません。言葉を通じて広がる可能性の大きさを、改めて実感した一日でした。
パスルアンの空はいつも広く、どこまでも青く澄んでいます。その青空を見上げるたび、
インドネシアと日本は遠く離れていても、同じ空の下でみんなが繋がっている。そう思うと、不思議と心が温かくなります。これからも一日一日を大切に、ここでの出会いと経験を心に刻みながら過ごしていきたいです。













