ナマステ!インド派遣中の安田です。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋……日本にはさまざまな秋の過ごし方がありますが、ここインドはまさに芸術の秋真っ只中なのか、各学校でいろいろなイベントが繰り広げられる季節です。今回は派遣先校のデリーパブリックスクール(DPS)で開催された芸術イベントを紹介します。
DPSはデリー周辺だけで13校くらいの系列校があり、その中でも日本語教育を行っている7校が「Inter DPS Festival〜日本のかおり〜」というイベントに参加しました。このイベントでは「日本」をテーマにして「絵はがき」「手作り招き猫」「歌」「ダンス」「劇」そして「コスプレランウェイ」という謎の項目を含んだ6種目のコンテストがあります。
全種目1位を目標に頑張りましたが、ほかの学校もかなり気合を入れて(衣装やヘアメイクにもけっこうお金をかけて)いたようで、コスプレランウェイ部門では1位を取ることができたものの、ほかは絵はがき部門の3位だけに終わってしまいました。
特に日本の有名アニメを題材にした劇部門は生徒も私もかなり自信があったのですが入賞ならず……。見た目も内容も分かりやすい劇を心がけたつもりだったのですが、日本の昔話を題材にしたり浴衣や法被を用いた他校の劇と比較すると「日本度」が足りなかったようです。
1位を獲得したコスプレランウェイでは、あえて少し昔のアニメをテーマにチョイスしました。この生徒たち、衣装も日本語のプレゼンも全て自分で作り上げたんです!私は日本語のチェックをちょっとしただけ。本当にすごい!
このイベントを通じて感じたのは、インド人の芸術性の高さ!歌やダンスのレベルの高さはもちろんのこと、小物の細かさやアイディアの斬新さに度肝を抜かれました。ボリウッド映画(インドで製作されたヒンディー語映画)が世界を魅了するのも頷ける。
願わくば、取り組みをもう少し早めにやってくれると直前にバタバタせずに済むのになぁ……と思ったイベントでした。













